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新生「進歩党」をよろしくお願いします

社会民主進歩党は2020年9月10日の設立から2周年を迎えたばかりですが、先日開かれた党の臨時中央委員会で今後、党名について対外的に党の略称である「進歩党」を全面的に用いることを決定しました。 これに伴い、党綱領・党規約の一部変更や党のロゴマークの変更などが行われました。新しい党のロゴでの党名の日本語表記はシンプルに「進歩党」となりました。

イギリスの政権与党である「保守党(Conservative Party)」の正式名称が、実は 「保守統一党(Conservative and Unionist Party)」であることを知っている方は少ないのではないかと思います。保守党のロゴマークは、かしの木をイメージしたデザインと“Conservatives”という文字が共に水色で描かれているだけのシンプルなもので、党公式サイト内も正式名称の“Conservative and Unionist Party”が記述されている個所は極めて少なく、自党の呼称には、“Conservative party”でさえなく“Conservatives”が極めて多く用いられています(もっとも2022年9月11日現在、エリザベス2世死去による喪中ということで、同党公式サイトのトップページは黒一色となっています)。

私たちは政策面ではイギリス保守党と大きく異なりますが、同党を参考にし、自党の呼称には、長くて「社会民主党(社民党)」と混同しやすい正式名称ではなく、略称である進歩党を用いることを最終的に決定しました。私自身は北欧流の社会民主主義・民主社会主義に対する思い入れが強く、それゆえ党名に「社会」と「民主」が入る党を結成したのですが、今回変更を受け入れた大きな理由としては、日本では「社会」や「民主」に対するアレルギーが強く、これまで党名変更を党の内外から何度も提案されてきたことがあります。

理屈でいえば、そもそも「社会主義(Socialism)」というのはオックスフォード英語辞典になどにおける記述を読めば、「個人主義的な自由主義経済や資本主義の弊害に反対し、社会の不平等を是正しより公正な社会をつくるための様々な思想・運動・体制の総称」であると定義できます。それゆえ、「社会主義」という概念が生まれたヨーロッパでは「市場経済の活用を前提とし、議会制度の枠組みに基づき富の再分配による平等を目指す」社会民主主義も当然社会主義に含まれると一般的に理解されているのですが、日本やアメリカでは、社会主義を共産党による一党独裁を正当化したマルクス・レーニン主義と同一視するという極めて不正確な解釈が横行しています。

近年、民主社会主義を掲げるバーニー・サンダース米上院議員が大きな注目を集めたこともあり、私には日本における社会民主主義や社会主義に対する誤解を早く解きたいという強い思いがありました。残念ながら現実においては、「社会」、「民主」というと、硬直的なイメージが強すぎる現社民党および旧日本社会党、自民党と社会党の間を行ったり来たりしていた元祖「ゆ党」の民社党、そして政権交代を失望に変えた旧民主党と言うように、旧日本社会党から派生した諸政党が持つ負のパブリックイメージがあまりに強すぎるようです。

来年春の統一地方選挙を見据え、党名がネックとなって党勢拡大がままならないのでは意味がないと考え、①社民党との差別化を進める、②より多くの人が本党の公認で出馬する環境を整えるためにも、「社会民主」は一旦脇に置いておくことにしました。しかしながら、市場メカニズムの効率性を最大限有効活用しながら、それによってもたらされる弊害を取り除くために合理的な再配分を行い国民の生活を守っていくという私たちの方針は全く変化していません。

新生「進歩党」へのご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。また現在、統一地方選挙への公認候補者応募を行っておりますので、本格的な地方分権の実現を目指す進歩党と共に地方から日本を変えていきたいと思われた方は、是非ご応募ください。

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