社会民主進歩党 結党宣言

2020/9/10 採択

21世紀が始まってから既に20年近くが経過した。かつて、多くの人々が21世紀を迎えるにあたってバラ色の未来が到来することを期待していたが、人類は今、大きな困難に直面している。新型コロナウイルス感染症は世界中で猛威を振るい、気候変動など地球環境問題が深刻化する一方で、世界中で経済格差や宗教対立が深刻化している。このような危機的状況下にもかかわらず、偏狭な人種的・民族的対立を煽る政治指導者や人権を無視した独裁者が世界中で跋扈し、諸問題の本質的解決が政治によって妨げられている。

日本国内においても、これまで7年8か月もの間、自民党第二次安倍政権による憲法を無視し情報公開を否定した非立憲主義的な統治が続いた。しかしながら、長年にわたる自民党による政治支配を許した最大の原因は二大政党の左側の片翼を担った旧日本社会党および旧民主党の統治能力の欠如に他ならない。これらの政党においては、経済政策、安全保障と憲法改正に対する党内対立が解消されず、政党としての一体性が保たれなかった。後継政党は今後も名前を変えて生き残り続けるかもしれないが、残念ながら激しい党内対立が生じ同じ歴史が繰り返されるだろう。我々は、この不毛な対立によって政権交代が生じず日本の政治が停滞し、この国が衰退することを許してはならない。

我々には、強い団結力を持つ中道左派政党を結成し、それが安定的に政権を担当する状況をつくる必要がある。何故ならば、それこそが、日本の政治文化を進化させこの国の公正で持続可能な発展を実現させるのに不可欠だからだ。所得格差・地域間格差を是正し、ジェンダー間格差を解消すると共に、非合理的で不必要な保守的な社会慣行を改めより透明で合理性のある進歩的な政治・経済・社会体制を構築することが今の日本には必要だ。また、非西洋に属する民主主義国会である日本は、世界をより公正に発展させるための国家間の接着剤として大きな役割を果たす潜在的能力があることを忘れてはならない。

我々は、日本と世界をより公正で平等なものにするための運動組織として、社会民主進歩党を結党することを、今日、ここに宣言する。我々は、人類が皆平等であるという意識のもとに、社会主義を社会の不平等を是正しより公正な社会をつくるための広義の運動であると定義し、市場経済を認める民主的な社会主義運動である社会民主主義の推進を目指す。さらに我々は、社会における様々な矛盾・非合理を改善し、より科学的に優れた価値観を新たに創造し普及させることで、人類の歴史を進歩させることを目指す。

より良い未来を切り開くためには、タブーは存在してはならない。我々は、これまで手が付けられなかった諸課題にも果敢に取り組み、政治・経済の大改革を行う。我々は、日本国憲法の平和主義の精神を引き継ぎながらも、より民主的で効率的な統治体制を実現するために憲法改正を中心とした統治機構改革を行い、天皇と大統領が共存する日本型大統領制、連邦制への移行を視野入れた道州制、首都移転、省庁再編、選挙制度・議員身分制度の抜本的な改革を実現する。さらに、グリーン・ニューディール諸政策を実行することにより、地球規模での脱原発の実現、新型コロナウイルスが深刻化させた衛生問題および経済格差問題の解決を図る。国際的には、ジェンダー間、人種・民族間の平等が実現し、誰もが安心して暮らせる世界の構築を目指す。さらに、人類以外の生物に対してもより公正な取り扱いがされるよう取り組み、この地球を愛にあふれた美しい惑星として後世に残せるよう尽力する。

抜本的な改革を成し遂げようとする我々には、これから数多くの試練が待ち受けているだろう。しかしながら、我々は決して諦めることなく闘い、それらを克服していく。何故なら、闘いを諦めることは単に日本の停滞・衰退を受け入れることではないからだ。闘いを諦め、独裁者、差別主義者、気候変動否定論者、市場万能主義者の行動を放置することは、この星の未来を諦めることに他ならない。

同志諸君。今こそ団結し、科学的視点を持って公正でより平等な日本と世界を作り上げ、後世に残そうではないか!

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