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首相官邸を公邸兼用に改造すべきでは?

昨日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の野田佳彦元首相が、菅首相が首相就任後も首相公邸に住まずに近隣の衆議院議員赤坂宿舎に住んでいることを批判しました。

野田元首相は、「危機管理上の1分や2分はとても大きい。なぜ公邸に住まないのか」、「首都直下型地震だったら道路が寸断される可能性もある」、「北朝鮮がミサイルを発射すれば10分で着弾する」、「総合的に考えても公邸に入らない理由が分からない」、「世界の首脳は職住近接のところに住んでいる。(首相は)わがままだ」と菅首相に畳みかけました

野田元首相の主張は一見ごもっともなのですが、かつては首相官邸として五・一五事件や二・二六事件など死者を出したクーデター未遂事件の舞台となり、幽霊が出ると言われている現首相公邸は一般的に見れば心理的瑕疵物件で、風水的にも、首相官邸全体自体が最悪でその中でも公邸は非常に悪いとのことです。

実際に、小泉政権時に公邸になってからは、小泉政権を除けば、野田政権も含め首相が公邸に住んだ政権はいずれも一年前後の短命で終わっています。安倍前首相は短命に終わった第一次政権の時は公邸に住んでいましたが、これに懲りたのか第二次政権の時は私邸から官邸に通い続けていました。

あえて言いますが、いくら日本の公的部門のトップである内閣総理大臣だからと言っても、誰も住みたくないような曰く付き物件に住むことを強要されるのは酷だと思います。野田元首相は、本当はそこら辺の事情を一番よく分かっているはずです(リンク先参照)。

私は博士(理学)ですが、心理的瑕疵を起こす現象について現在の科学で証明できないからと言って、その存在を否定するのは間違っていると思います。証明できないのは、単に現在の科学のレベルが不十分だからである可能性が十分あり、「何ともない」とか「問題ないはず」と言い切るのは、逆に非科学的だとしか言いようがありません。

なので、野田元首相や立憲民主党も、菅首相を含む今後の最高政治指導者に対して現首相公邸に住むことを強要すべきではないと思います。立憲民主党の現状を見る限りこの党が政権を担うようになるとはとても思えませんが(だから私は自分で政治団体を立ち上げているのですが)、無理筋なことを勇ましく主張すると、いつものようにブーメランが返ってくると思います。

では、どうすべきかと言えば、官邸自体をまた移すのは現実的ではないので、できる範囲内で風水的に良い環境を整えるくらいの出費は認めても良いのではないでしょうか。具体的には、首相官邸を改造して居住スペースを設けたり官邸の敷地内にある官房長官公邸を改造して首相官邸とするのが、安上がりかつ危機管理面で最も優れていることから、一番現実的ではないかと思います。アメリカのホワイトハウスは大統領官邸兼公邸です。

ちなみに、首相官邸の近隣には衆議院議長公邸・参議院議長公邸が隣接して立っていますが、正面に高層ビルの東京ガーデンテラス紀尾井町が立っていることから、衆参議長公邸の片方または両方を改造して首相官邸にすることは非現実的でしょう。

年間1億6千万円の維持管理費がかかっていると言われる現在の首相公邸は、首相官邸から近くにある空き地あたりに再度移築して、美術館などとして再利用するのがよいのではないでしょうか。

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