進歩党は、ベーシックインカム導入の財源確保試算に引き続き、一般社団法人進歩総合研究所と協力しベーシックインカム導入に関してモデル世帯の手取りへの影響の試算を行いました。
進歩総合研究所からの試算結果のレポートの内容と新国民同盟と共にこれまで行ってきた議論も踏まえ、実際にBIを導入するにあたってはさらなる検討と試算を続けることが不可欠との認識の上で、本日、党としてベーシックインカム導入を提唱することを正式決定しました。
大屋政策調査会長と実際に試算に加わった中野政調副会長は連名で、①今回の試算では生活保護や失業手当の存在は考慮されていないことから、全ての国民の生活を支えるためにそれらの仕組みを残した上で不必要な各種所得控除を廃止し、よりシンプルな所得課税を導入する形でのベーシックインカムの導入を提唱する、②一方で、今回の試算の計算プロセスを順次公開して国民の皆様から広く意見を募る他、今回の例にとどまらずより多くの世帯にとって妥当な形の所得課税式を提示できるよう関係各所と連携を取っていく所存である、とのコメントを発表しました。
政策調査会報告および意見書
ベーシックインカム導入の試算2(個別ケース)の 結果報告と意見書
参考資料:進歩総合研究所レポート
ベーシックインカム導入に関する試算結果② (個別ケースのシミュレーション)