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イスラエルによるイラン大使館空爆とイランによる報復について【党談話】

【イスラエルによるイラン大使館空爆とイランによる報復について:党談話】

 

4月1日、イスラエルは、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館に隣接するイラン総領事館別館を空爆しました。この空爆によって民間人2名を含む合計16名が殺害されました。ハマスとイランの関係がどのようなものであろうとも、外交施設や領事施設に攻撃を加えたことは外交および領事関係に関するウィーン条約の重大な違反であり、私たちはイスラエルの行動を最大限強く非難します。

一方で、14日、イランがイスラエルに対してミサイルやドローンによる大規模な報復攻撃を行ったことは、中東の政治情勢をさらに悪化させ、戦火が中東全体に拡大する契機になりかねない行為であり、断じて容認できません。

私たちは、イスラエル・イラン双方に軍事報復を断念するように求めるだけではなく、全ての紛争当事者に対して戦闘拡大を避けるために冷静に行動することを強く求めます。

最後に、イスラエル・パレスチナ戦争での死者数が3万3千人を超えているにも関わらず、イスラエルのネタニヤフ政権が、ガザ地区における戦闘の休止を拒否し続けていることに我々は強い憤りを感じます。イスラエルが近くガザ南部のラファへの地上作戦に踏み切る予定であるとも伝えられますが、人命を軽視するネタニヤフ氏は民主主義国家のリーダーとしては極めて不適切な存在であると指摘せざるを得ません。私たちはイスラエル国民がパレスチナとの融和・共存を必要性を強く認識し、ネタニヤフ政権に代わる新しい選択肢を選ぶことを強く期待します。

2024年4月17日





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