進歩党は5月30日、第四回定期党大会をオンラインで開催しました。
2023年の会計報告が承認された後、大会は議題である2024年度の活動方針案の審議に入りました。
鈴木代表は活動案の説明の冒頭、「今年3月、国民の声の受け皿となるような非自民勢力の連合体(政党連合)を目指し、「未来進歩党」を結成した。本党は、「未来進歩党」の中核をなす政治勢力として存続し、その発展を支えていきたい」と述べました。
さらに、鈴木代表は「これまで自民党の派閥に対して繰り返し批判を行ってきたことと、現行の公職選挙法においては「政党連合」とそれに所属する「政党(政治団体)」の関係について明確に定義されていないという理由から、未来進歩党における一派閥として、本党が大々的な活動を行うことは今後控えたい。当面本党は、本党のコアバリューである社会民主主義と民主的社会主義の研究に関連した活動に特化する予定で、必要な経費の徴収を党費等徴収や寄付金で賄うことを予定したい」との方針を示しました。
この認識のもとに、2024年度運動方針案および2024年予算案が示され、両案を含む2024年度活動方針案は満場の一致で承認されました。また、空席となっていた党副代表に中野まさひと氏、中央委員会議長に福原一弘氏がそれぞれ就任する人事案および党組織規則改訂案も満場の一致で承認され、党大会は無事終了しました。