進歩党は5月27日、第三回定期党大会をオンラインで開催しました。
2022年の会計報告が承認された後、大会は議題である2023年度の活動方針案の審議に入りました。
鈴木代表は冒頭、あいさつを行い、「戦後日本においては、数回の政権交代以外は自民党による統治が続いてきたが、旧ソ連との冷戦が終結した1990年以後約30年の統治は日本の衰退をもたらした完全な失敗であったと言える。しかしながら、いまだに自民党政権の終焉が見えないのは、政権の受け皿になる国政野党の不在と現行の日本国憲法が自民党にとって有利な仕組みになっているからである」との認識を示しました。
さらに、鈴木代表は「私たち進歩党は、自身を時代に合った合理的かつ進歩的な政策を提示している唯一の存在であると強く自負している。本党の発展こそが、自民党を中心とした保守勢力優位の政治構造に終止符を打ち、常時政権交代可能性がある政治の実現につながり、そのことが日本の国際的プレゼンスの復活、さらに平和で公正な世界秩序の実現に寄与することは明らかである」と述べました。そして、「特定の勢力からのまとまった支援を受けていない本党は、党勢拡大に関して厳しい状況が続いているが、そんな中でも本年行われた統一地方選挙では6名の推薦・支持候補を擁立し、2名の当選を実現させた。本党は、2025年の参議院議員通常選挙全国比例区における候補者擁立と、当選者を輩出することによって国政政党化を実現することを目標とする。この目標を実現するために特化した対策を示すので、是非、党員・党友・サポーター各位にはご協力いただきたい」と訴えました。
この認識のもとに、2023年度運動方針案と2023年予算案が示され、両案を含む2023年度活動方針案は満場の一致で承認されました。最後に、党の発展を願う「頑張ろう」三唱が行われ、党大会は無事終了しました。
