太平洋戦争開戦(真珠湾攻撃)から81年を迎えて【談話】
本日で日本海軍の真珠湾攻撃による太平洋戦争開戦から81年が経ちました。日本国内では、終戦記念日、広島・長崎への原爆投下日、沖縄慰霊の日に比べて、真珠湾攻撃が起きた12月8日、そして日中戦争の発端になった盧溝橋事件が起きた7月7日への関心は低いと言えます。これは、歴代の自民党政権が、15年戦争が侵略戦争であり日本が加害者であった事実に目をそらし、そのことを国民に伝える努力を怠ってきた結果だと言えるでしょう。
日本政府はロシアによるウクライナ侵攻を強く非難し、日本は民主主義国家の一員としてロシアと対峙する立場にありますが、80年前は、日本軍が、ウラジーミル・プーチン指揮下にあるロシア軍がウクライナで行っているような残虐な行為を敵国となった国や近隣諸国等に対して行っていた事実を忘れてはなりません。
私たち進歩党は、侵略戦争への深い反省から、日本が二度と侵略戦争を起こさないよう、今後とも12月8日の重要性を訴え続けます。一方、「立憲主義」・「民主主義」・「アカウンタビリティ」は、いずれも自民党の政権復帰以降軽視されてきましたが、これらは平和国家の構築に不可欠な要素です。私たちは、立憲主義・民主主義・アカウンタビリティ、さらに人権・環境を重視した政治の実現を訴え続けることにより党勢を拡大し、政権再交代の実現を通じて日本が世界平和構築へ主導的な役割を果たす存在になることを目指します。
2022年12月8日
進歩党代表
鈴木しんじ